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東京国際フォーラム5周年記念 TOKYO ART JUNGLE
 
東京国際フォーラムの開館五周年を記念して2002年8月13日から15日の3日間に渡って開催された「TOKYO ART JUNGLE展」は、この巨大な建築物のほぼ全館を使用して行われた。本展覧会では、親しみやすいアート体験の「入口」として東京国際フォーラムの建物自体を一つの雑誌に見立て、来訪者がファッション、フード、テクノロジーなどの各ページに入り、気楽に楽しむことができる展覧会を目指した。
この展覧会にはのべ200人のアーティストやパフォーマー、400人のスタッフが参加し、お盆休みに当たる開催期間中は、3日間で合計55,000人もの老若男女が東京国際フォーラムを訪れた。
また、展覧会のプレ・イベントとして2002年8月1日から15日の間、世界一の乗客数を誇るJR山手線の車両を丸ごと一つ使った「トーキョー・アート・ジャングル号」が、通常ダイヤに乗って都内を走った。



主催:財団法人東京都国際交流財団
企画運営:財団法人東京国際交流財団、株式会社ジェイアール東日本企画、2dk
会場:東京国際フォーラム / JR山手線車両
会期:2002年8月13日〜15日
キュレーター/プロデューサー:デイヴィッド・ディヒーリ
企画・制作:2dk


展覧会の模様


メディア掲載
  - TOKYO ART JUNGLE展カタログ
TOKYO ART JUNGLE展の全記録

アロハ!有楽町
Deluxe(=KDa生意気東京ブルーイング・カンパニー、中目黒薬局), クライン・ダイサム・アーキテクツ, 生西康典,
伊藤桂司, 青木京太郎

「丸の内オフィス街にビーチを出現させる!」をテーマに、東京国際フォーラム屋外にある200メートルの並木道を使ったプロジェクト。DELUXEがコンテンツを担当し、インスタレーション、テープ壁画、ステージ、屋台などさまざまな展示で構成され、丸の内オフィス・ビル街の狭間に突如、リラックスできる異空間が出現した。

>> aloha_01.mov (4MB)
>> aloha_02.mov (3.5MB)
>> aloha_soundinst.mp3 (0.9MB)

Super Deluxe
http://www.super-deluxe.com/

InterFocus
小町谷圭

東京国際フォーラムの外、入り口付近に登場のハイテク素材を使用したメディア・アート。電流のON/OFFにあわせて透明/半透明に変化する特種素材「ウムフィルム」がビットマップ状に配置され、取り付けられたセンサーの前を人が通ると、ガラス彫刻の壁画を思わせるピクセル画が浮かび出す。

>>interfocus.mov (2.7MB)

無重力スポーツ・プロジェクト
近藤ヒデノリ(プロデューサー), WORD PUBLIC

「無重力スポーツ・プロジェクト」では東京という都市のスケートカルチャーを取りあげた。理想的な斜面、道路標識、手すりに階段・・・スケートボーダー憧れのスポットには現在「スケボー禁止」のサインがかかっている。今やスケボー禁止となった三田や新宿の幻のスケボースポットを再現しよう!というアイデアをもとに、 東京国際フォーラムの地下2階3000Fのコンクリート・スペースに縮尺まで完全に再現・リミックスしたベスト・スケボースポットが出現した。DJが盛り上げる中、日本を代表するプロスケーターたちや、一般の希望者にも思う存分すべってもらった。
隣の2000Fのスペースには巨大なスクリーンが二つ設置され、スケーターの眼に映る風景をスケボーをしない人たちにも見てもらおうと、カメラマン自らがスケボーに乗って監視カメラでぎりぎりまでスケーターを追い掛けた映像がライブで放映された。

>>
zero_g.mov (7.3MB)

シルクロード・リミックス・リサイクル・プロジェクト
中川正博(20471120)

20471120の中川正博が、今度は実際シルクロードを旅して、現地の人々から手に入れた生地をもとにリミックス・リサイクルを展示。ガラスホールの巨大な吹抜けで行われたインスタレーションは2つのブースによって構成される。畳のスペースでは素材から実際の服が出来上がるまでのリミックスの過程を展示、試着室やマネキンの並ぶブティックスペースではシルクロードの人々の生活がリミックス・リサイクルされハイ・ファッションとして提示される様子を展示した。

>> srr.mov (1.9MB)

グリーンマップ・プロジェクト
ウェンディ・ブラウワー+40名以上のグリーンマップ・ボランティア・スタッフ

グリーンマップは、世界共通のアイコンを使って市民が自分たちで作る、自分たちのための地図。ニューヨークで始まり現在世界各地に広がっているこのプロジェクトに、TOKYO ART JUNGLEでは40人の大学生ボランティアが参加し、JR山手線29駅のグリーンマップを作る様子を都民の施設である東京国際フォーラムに展示した。
会場では、小学生が参加したフィールドワークの様子を映したドキュメンタリーの上映や、誰でも自由に自分のグリーン・マップを投稿できるインターネット・コーナー、各国に於けるこの市民運動の位置付けや余波がわかるように世界中のグリーンマップを集めたギャラリーなど、様々な角度から展示が行われた。会期中はニューヨークでグリーンマップ・プロジェクトを創設したウェンディ・ブラウアーによる特別講議も行われ、ニューヨークと東京の環境比較やグリーンマップの歴史などを聞きに、学生や公共施設の職員を始めたくさんの人が集まった。

詳しい展示の経緯、内容はグリーンマップ・アクティヴィティ・リポートをご覧ください。

>> greenmap.mov (4.3MB)

山手線グリーンマップ・プロジェクト
http://www.yamanotesengreenmap.org/
グリーンマップ・ジャパン
http://www.greenmap.jp/

理性の終わり
ディヴィッド・バーン

ミュージシャン/写真家/作家として独自の才能を持つディヴィッド・バーンが、マイクロソフトのパワーポイントを使った3つの映像作品を展示。企業のプレゼン独特の美学と文法を流暢に織り込みながら、企業文化とは別の視点から再構築してゆく。映像作品は普段から会議に利用されている3つの会議室をそれぞれ使って上映された。壁には同アーティストによる、漠々と並ぶ椅子など会議室をモチーフにして奇妙な空間のゆがみを切り取った写真作品が掛けられた。

>> the_end_of_reason.mov (3.4MB)

ルアカ・ボップ・レーベル(ディヴィッド・バーン主催)
http://www.luakabop.com/

人間鳩時計
清水靖晃

吹抜けの空中を立体交差するガラスの通路に、毎正時、サックス奏者清水靖晃が人間鳩時計となって登場し、バッハのチェロ・スウィートを演奏して時を告げるプロジェクト。演奏が始まると、東京国際フォーラムの巨大なガラスホール全体がその音色で満たされ、ガラスの外壁に当たっては響き合い、空気が振動し、来場者は見上げたり眼を閉じて聞き入っていた。

>> human_clock.mov (5.9MB)

15分間の有名人
2dk

「誰でも15分間は有名人になれる時代が来る」(アンディー・ウォーホル)。カラオケでスターの曲を歌うことは多いけれど、実際にスターとして舞台に立つ機会に恵まれる人は少ないのでは?という発想から、数々の有名音楽家や舞台俳優が出演したその舞台に立ち、観客席を眺める・・・訪れた人々にそんな体験をしてもらおうと始まったツアー形式の展示。オーケストラやロックスターのコンサートを手掛ける5000人級ホールのスタッフが、今回は一般来場者のために照明や音響を手掛けた。

>> 15minutes.mov (5.9MB)

スーパーミルク・ラウンジ
田中秀幸

カルト的人気を誇るハイパーアニメ「Oh!スーパーミルクチャン」をフィーチャーし、グラフィック・アーティスト田中秀幸がクールでハッピーな空間をデザイン。バーカウンターではフルーツ牛乳などのミルキーなドリンクが、ミルクちゃんのステッカー、オリジナル紙コップと一緒に無料で配付された。
壁や床には作家が手掛けた青や緑の鮮やかなスクリーンが貼られ、来場者は設置されたiMacに向かい、「Oh!スーパーミルクチャン」各プログラムを自由に行き来していた。



OH!スーパーミルクチャン
http://www.supermilk-chan.com/

マンジャーレ!
2dk(協力:服部幸應、片桐頼継)

ダヴィンチの描いたキリストの最後の晩餐に並ぶ、魚、ワイン、フルーツ、パン。だけど実際弟子たちが食べた最後の晩餐は、どんなメニューだったんだろう?「食の考古学空間」をテーマに、料理の持つ歴史、その伝播の旅を、来場者に実際に舌で確かめてみてもらおうという展示。レセプションホールの大きな壁に掛かる実物大に再現された「最後の晩餐」を前に、キリストと一緒に食卓を囲むように設置されたテーブルの上には、来場者に無料で試食してもらうためのパン、オリーブ、ニシンのオイル漬け、お茶が並べられた。

>> mangiare.mov (5.6MB)


Cloak
Wake up

ホテルや美術館のクロークに、プロジェクターを使って、Wake Upのアニメーションを映し出す展示。センサーがクロークカウンターのベルに反応して画像が切り替わる仕組みになっており、来場者がベルを押すたびに、スクリーンとして用意されたコートや鞄などに美しくデザインされた映像が次々と現れる。

>> cloak.mov (5.1MB)


Brief for Girls

the panties(eri, DIS*TOKIO , Naoko Ishii, ten-do-ten)

「女の子がブリーフ履いたっていいじゃない!!!」をテーマに、10代の人気モデルを中心に結成されたthe pantiesのメンバーが、ティーネイジの世界観を一杯に表現したオリジナルのブリーフとTシャツを展示。展示場前では連日the pantiesによるライブが行われた。

>> brief_for_girls.mov (4MB)

ERI(月刊エリの服飾裏手帖)
http://olive.magazine.co.jp/eri/bye.html
ten-do-ten
http://www.tententen.net/

URBAN TOONS

2dk
evala(プログラムソフト)
つちやむねよし(フラワーアレンジメント)

広いロビーに手軽に楽しめるコンピューターを置いたらそのロビーはどんな空間に変化するだろう?レセプションホールに設置された6台のiMacには音楽のプログラムソフトが入っていて、楽譜が読めない人にも自由に音楽が作曲できる。その隣には巨大なフラワーアレンジメントが豪華かつ繊細にロビーの雰囲気を演出。

>> urbantoons.mov (3.5MB)



動画の時間

動画作品:
中野裕之、諏訪敦彦、森田貴宏、ジギタリスモス、長谷井宏紀、薮内省吾、中島哲也、山内健司

コンピレーション参加:
STEREOTYPE PRODUKTS広岡毅、草野剛、Power GraphixxZAKURODelawareteevee graphics、CAVIA&TYG、川口真央、田村麻衣子、AC部、ポリゴン・ピクチャーズ、富岡聡

ライブ:
nutron、portable[k]ommunity

映画ありドキュメンタリーありモーショングラフィックスあり、映像ホールでは動く映像のバリエーションを見せる。 一日目は「映画館の新しい提案」をテーマに、二日目は「ポストフィクション」をテーマに、三日目は映画でもテレビでもない「ラップトップ」をテーマに、在京の映画監督から若手映像作家まで幅広い分野から映像作品が集められた。

>> filmtime_01.mov (6.4MB)
>> filmtime_02.mov (4.4MB)

映画ツクール

古澤敏文

東京国際フォーラムの設備をフルに活用し、劇場公開作品を素材に自分の作品に仕上げるという映像のワークショップが行われた。 映画プロデューサー古沢敏文氏指導のもと、撮影技術・ノンリニア編集・映像リミックス・簡単なドラマ作りと画期的な実践映像ワークショップ。30名以上が参加し、迅速に的確な表現を撮る、映像の必須テクニックを学んだ。

>> filmzkool.mov (6.5MB)

株式会社コミック・ツイスター(古澤敏文)
http://www.comictwister.com/main.html

東京都交響楽団

東京都交響楽団

特別参加として東京都交響楽団による演奏が8月13日に会場各所で行われた。Dブロック「言葉の空間」ではフルートによる独奏、Bブロック「マンジャーレ」では弦楽器による四重奏、ガラスホール棟「SILK ROAD REMIX RECYCLE PROJECT」では管弦楽団による演奏が行われた。

>> word_02.mov (2.4MB)


言葉の空間
泡沫(空間プロデュース), ハスラーアキラ+ジャンジ(パフォーマンス), 宇佐美志都(パフォーマンス), nutron(パフォーマンス)

「言葉」をキーワードに、言葉にまつわる様々な側面を形にしてみようという発想からスタートした企画。
展示場の空間プロデュースはモデルのユニットである泡沫が担当し、ホール内に突如、本物の芝生が敷き詰められた空間を出現させた。訪れた人は芝の上で裸足になって、セルフサービスの冷えた麦茶を飲みながら、芝生の匂いと心地いい音楽に包まれた。

>> word_01.mov (5.2MB)
>> word_03.mov (3.4MB)

サイン計画
アトリエ・ワン

巨大な東京国際フォーラム内における来場者の視覚的な誘導としてサイン計画を実施した。企画・制作はアトリエ・ワンが担当。色鮮やかなアイコンマークをあしらったシートが館内に展開された。完成された建築物である東京国際フォーラムに展示期間中新たな一面をもたらした。
- トーキョー・アート・ジャングル号
TOKYO ART JUNGLE展に先立って開催されたJR山手線車両を使った展示
2dkが企画全体プロデュース・車内展示制作を担当。
- 無重力スポーツ・プロジェクト
BUZZ CLUB、TOKYO ART JUNGLE展における展示。
2dk:企画 / 立案 / 制作 / プロデュース
- シルクロード・リミックス・リサイクル・プロジェクト
BUZZ CLUBスミソニアン・フォーク・フェスティバル2002
TOKYO ART JUNGLE展における展示。
2dk:企画 / プロデュース
- グリーンマップ・プロジェクト
TOKYO ART JUNGLE展における展示。
2dk:企画 / 立案 / 制作 / プロデュース
東京国際フォーラム
http://www.tif.or.jp/forum/